中国・広東省統計局が公表した昨年（2015年）末時点の人口統計によれば、常住人口は前年から125万人増（+1.17%）の1億800万人、人口密度は1平方キロメートルあたり604人だった。

性別比は女性100に対して男性106、年齢別では成年（15〜64歳）が全体の74.4%、65歳以上の高齢者は8.5%を占めた。

また、香港、マカオに近い沿岸部にあたる珠江デルタ地域に人口の54%が集中。広州市、シンセン市の二大都市の常住人口純増数はそれぞれ42万人、59万人で省内最多となり、珠江デルタ地域全体の増加分の92%を占めた。

人口増の主な要因として、出生率の上昇と死亡率の低下が挙げられるとのこと。

広東省深圳市の繁華街（資料）＝2013年—本紙撮影