アジア初の大型ナイトライフ&エンターテイメント見本市「MICSマカオ」に予想を上回る反響=5月18〜20日開催予定
- 2016/3/30 18:10
- 産業・経済
国際見本市主催大手のリードエグジビションは3月23日、マカオで今年(2016年)5月18日から20日まで、大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオで開催を予定している「MICSマカオ」について、予想を上回るバイヤー、エキジビター、ビジター登録があったことを明らかにした。
MICSマカオは2010年からモナコで毎年開催され、成功を収めているモナコ国際ナイトクラブショーのマカオ版として企画されたナイトライフ及びエンターテイメントにスポットを当てたアジア初の大型見本市。昨年、アジア最大のカジノ見本市「G2E(グローバルゲーミングエキスポ)アジア」の一角でテスト開催したところ、好反応を得たといい、今年のG2Eアジア(5月17日から19日までヴェネチアンマカオで開催)の併設展として初の単独開催が決まったもの。
同社によれば、エキジビターとして参加を予定しているのは音響・照明、シャンパン、スピリッツ、イベントマネジメントに関する商品やサービスを展開する著名な80の企業及びブランドとのこと。また、アジアの有名クラブ、バー、ディストリビューター、イベントエージェンシー、アーティストなど、およそ100人のバイヤーが来場を予定しており、双方にとって非常にポテンシャルの高い貴重なビジネスマッチング機会を提供できるとしている。
このほか、東南アジア11カ国・地域の160のクラブ及びバーを対象とした「アジアクラブ&バーアワード」の結果発表と表彰式も行われるという。さらに、開催期間中の夜間にはマカオ最大規模のクラブとして人気を誇るクラブ・キュービック(シティ・オブ・ドリームズ マカオ内)を舞台に三夜連続でMegan Daniels、Sonny Wharton、ARTYといった世界的人気DJが登場する「MICSアジアDJフェスティバル」を開催。VIPルームやVIPテーブルの予約はリードエグジビションの日本オフィスにあたるリードISGジャパン(電話:03-6261-2996)が日本語で受け付けるという。
世界最大のカジノ売上を誇る都市に急成長を遂げ、24時間眠らない街として知られるマカオでは、本格的なクラブやディスコのオープンが相次ぎ、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)シーンが盛り上がりをみせている。MICSマカオの開催により東南アジアにおけるナイトライフとエンターテイメント業界のビジネスハブとしても脚光を浴びるきっかけとなりそうだ。