マカオの3月カジノ売上16.3%減の179.81億パタカ=22ヶ月連続前年割れ

マカオ政府博彩監察協調局は4月1日、今年(2016年)3月のマカオの月次カジノ売上について、前年同月比16.3%減、前月から7.9%減の179.81億パタカ(日本円換算:約2526億円)だったとする最新統計を発表した。

月次カジノ売上の前年割れは一昨年6月以降22ヶ月連続。2月まで金額ベースで3ヶ月連続のプラスだったが、3月は再び下落に転じた。

今年1〜3月の累計カジノ売上は561.76億パタカ(約7891億円)で、前年同期比13.3%減。

なお、昨年通期の累計カジノ売上は、前年から34.3%の大幅減となる2308.4億パタカ(約3兆2426億円)で、2年連続で前年割れとなり、金額は2011年実績をやや下回る水準にまで逆戻りした。

【資料】2016年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:186.74億パタカ=約2623億円(21.4%減)
・2月:195.21億パタカ=約2742億円(0.1%減)
・3月:179.81億パタカ=約2526億円(16.3%減)
>1〜3月累計:561.76億パタカ=約7891億円(13.3%減)

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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