マカオ、忘れ物のiPhone 6を転売したタクシー運転手に罰金8万4000円

マカオの裁判所は3月31日、乗客が車内に置き忘れたスマートフォン、iPhone 6を換金したとして遺失物不正転売の罪に問われたタクシー運転手(41)に対し、6000パタカ(日本円換算:約8万4000円)の罰金刑を言い渡した。

昨年(2015年)5月13日、被告が乗務するタクシーを利用した米国人が車内でiPhone6を充電させてほしいと依頼。被告が充電器を貸し出したが、乗客は充電したまま置き忘れて下車したという。その後、被告は忘れ物のiPhone 6を中国・珠海市で転売し、1000人民元(約1万7000円)を得たという。

マカオや中国本土でもiPhoneシリーズは特に人気が高く、中古品でも高値が付くことから、盗難被害も数多く報告されている。

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