マカオ、カジノで負けた中国人女性が入水自殺図る…無事救出

世界最大のカジノ売上を誇るマカオ。面積約30平方キロの小さな街に、およそ30のカジノ施設が軒を連ねる。

マカオに限ったことではないが、カジノの訪れるギャンブラーの中には瞬く間に億万長者になる人もいれば、用意した軍資金をすべて失い途方に暮れる人もいる。

マカオの政府系放送局TDMが4月1日深夜のラジオニュースで消防及び警察の発表を元に報じた内容によると、同日午後10時すぎ、マカオ半島のウォーターフロントに位置するカジノ付きレジャー施設、マカオフィッシャーマンズワーフで中国本土出身の女性(47)が入水自殺を図ったという。

通報を受けた消防が現場に到着した時点で、すでに女性はセキュリスタッフにより救出されていたとのこと。女性の身体に目立ったケガなどはなかったが、気分がすぐれず嘔吐していたため、病院へ搬送された。女性は警察の調べに対し、カジノで負けたことがきっかけで自殺を図ったと話しているという。

マカオ半島のウォーターフロントにあるマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

マカオ半島のウォーターフロントにあるマカオフィッシャーマンズワーフ(資料)—本紙撮影

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