ジェットスター系、マカオとベトナム結ぶ路線を2ヶ月ぶりに復活=かつて計画の沖縄線にも再び期待

LCC(格安航空会社)大手ジェットスター航空グループで、ベトナムに本拠地を置くジェットスター・パシフィック航空が今年(2016年)2月22日からマカオとベトナムのダナン、ハイフォン、ホーチミンを結ぶ全3路線を「運営上の問題」を理由に運休をしていたが、4月18日からダナン線を約2ヶ月ぶりに復活させた上、新たにニャチャン線を開設した。

ジェットスター・パシフィックのタイムテーブル(2016年4月18日〜10月29日)によれば、マカオ〜ダナン線が週12往復、ニャチャン線が週2往復となっている。

なお、今年2月まで就航していたマカオ〜ハイフォン、ホーチミンの2路線については運休が続いている。

ジェットスター・パシフィック航空をめぐっては、同社及びマカオ国際空港運営会社が昨年(2015年)夏にマカオと沖縄(那覇)を結ぶ直行定期便の新規就航計画を相次ぎ発表していたが、その後、具体的な進展がないまま時間が経過していた。今年2月のマカオ〜ベトナム全3路線の運休に伴い、マカオ〜沖縄線の計画の実現可能性が極めて低くなっていたが、今回の一部路線の復活を受け、状況が変わることも予想される。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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