香港、今シーズン3例目の鳥インフルエンザA(H7N9)患者発生=現地日本領事館が注意呼びかけ

香港政府は4月19日、香港で今シーズン3例目となる鳥インフルエンザA(H7N9)の人への感染事例があったと発表した。これを受け、在香港日本国総領事館は4月22日付(4月25日発信)で現地在留邦人に対して患者に関する情報及び予防対策を記載した一斉メールを配信し、注意を呼びかけた。

香港政府が4月19日に発出したプレスリリースによれば、香港における今シーズン3例目の鳥インフルエンザA(H7N9)感染者は、基礎疾患を持つ80歳の男性。同月1日から5日にかけて広東省東莞市を訪れており、香港に戻った6日から咳、頭痛などの症状が現れ、7日にかかりつけ医に受診。その後、さらに発熱、食欲不振を伴い、17日に基督教聯合病院に救急搬送され、隔離病棟に入院した。香港衛生防護センターの公共化験服務處による検査により、男性から採取した検体から鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに対し陽性反応が確認され、現在はプリンセスマーガレット病院に入院している。感染者は2日に東莞市にある住居近くの市場を訪れ、生きたニワトリを購入し、3日それを絞めたとのこと。

在香港日本国総領事館は一斉メールの文面の中で、鳥インフルエンザA(H7N9)への予防策として、下記を挙げている。

■一般的な予防策
(1)休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
(2)手指等の衛生保持に心掛ける。
(3)咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
(4)温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
(5)高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

■鳥インフルエンザA(H7N9)の特徴及び上記に追加する具体的予防策
(1)生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
(2)死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
(3)鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
(4)手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
(5)外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
(6)呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

なお、今シーズン、マカオでは鳥インフルエンザA(H7N9)の感染例は見つかっていない。

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

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