マカオの出入境管理システム障害、2時間後に復旧=バックアップ機能せず
- 2016/5/1 12:40
- 社会・政治
マカオ治安警察局は4月30日夜に關閘イミグレーション施設で記者会見を開き、同日午後発生した出入境管理システムのトラブルについて説明を行った。
警察によれば、システム障害は午後17時18分に発生し、午後19時15分に復旧したという。影響はマカオのすべてのイミグレーション施設に及び、およそ2時間の間、それぞれ審査官の数を増やして手作業で出入境審査を行った。復旧に時間を要した原因として、バックアップシステムへの切替が機能しなかったという。なお、ハッカーによる攻撃ではないとのこと。
折しも、事件同日は労働節三連休初日の週末だったことから、多くの市民や旅客に影響が及んだ。