マカオの16年第1四半期GDPマイナス13%=サービス輸出下落響く
- 2016/5/31 12:22
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は5月30日、今年(2016年)第1四半期(1〜3月期)のマカオのGDP(域内総生産)がマイナス13%だったとする最新データを公表した。主なマイナス要因として、サービス輸出の下落が続いていること及び投資の減少を挙げている。
今年第1四半期のサービス輸出については、貨物輸出が24.6%、サービス輸出が13.7%のそれぞれ下落。サービス輸出の内訳では、ゲーミングサービス輸出が17.1%減。内需についても、個人消費支出が2.3%、投資が31.4%、貨物輸入が19.9%のそれぞれ下落となった。
マカオ経済の屋台骨となるのがカジノ産業だが、月次カジノ売上は今年4月まで23か月連続で前年割れとなり、低迷が長期化している。