マカオ、パンダの双子が誕生1週間迎える=体重増え順調に成長

先月(6月)26日にマカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンで飼育・展示されているつがい(オス:カイカイ=7歳、メス:シンシン=8歳)に双子の赤ちゃん(性別未発表)が誕生してから満1週間が経過した。

同館を管轄するマカオ政府民政総署(IACM)は7月3日にプレスリリースを発出し、双子のパンダの最新状況を明らかにした。

双子のうち、体重135グラムで生まれた幼名「大寶」は7月2日時点で167.2グラムに、53.8グラムだった「小寶」は77.9グラムに成長しているとのこと。なお、これまで性別は発表されていなかったが、「兄弟」という表現があったことから、ともにオスではないかとみられる。

ジャイアントパンダの双子。左が「大寶」、右が「小寶」(写真:IACM)

ジャイアントパンダの双子。左が「大寶」、右が「小寶」(写真:IACM)

(>>その他の写真は「マカオ新聞」公式フェイスブックの記事参照)

標準体重で生まれた「大寶」は体格がよく、力強いとのこと。パンダらしい黒い模様もわかるようになってきたという。母親のシンシンが直接授乳しており、一度に飲むミルクの量は10グラムとのこと。一方、標準よりも小さい体で生まれた「小寶」についても、体毛が増えてきたといい、シンシンから採取したミルクを一度に3グラムずつ哺乳瓶で飲んでいるという。

マカオジャイアントパンダパビリオンは現在休館中だが、今月(7月)12日に再開する予定。当初はカイカイのみの展示になり、母子揃っての一般公開時期は半年後が目安になる見通し。

ジャイアントパンダの双子の兄にあたる「大寶」(写真:IACM)

ジャイアントパンダの双子の兄にあたる「大寶」(写真:IACM)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  2.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  3.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  4.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun