マカオ政府が公衆トイレの環境改善進める=観光都市としてのイメージアップ狙う

マカオは面積約30平方キロ、人口約65万人という小さな街だが、海外(中国本土、香港、台湾を含む)からマカオを訪れる旅客数は年間3千万人(延べ、以下同)を上回り、アジア有数の観光都市として知られる。

マカオ政府民政総署(IACM)は8月6日、積極的に公衆トイレの新設及び既存施設の建て替え及びリノベーションといった環境改善を進めているとするプレスリリースを発出した。

具体的には、周辺環境に合わせた外観デザインの採用、自然採光やLED照明の導入による省エネと明るさ確保の両立、自然風を活用しやすい設計や換気装置の強化による湿気・臭気対策、外壁及び屋上の緑化、男性用と女性用の個室の数の割合の調整(=女性用トイレの個室増)などが含まれるという。

IACMでは、観光都市としてのマカオのイメージアップにつながるとして、今後も公衆トイレのサービス水準を引き上げていきたいとしている。

市街地中心部にあるジョルジュ・アルヴァレス公園に新設された公衆トイレ(写真:IACM)

市街地中心部にあるジョルジュ・アルヴァレス公園に新設された公衆トイレ(写真:IACM)

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