「ミシュランガイド香港マカオ2017」発刊=マカオ19店が星獲得、日本料理は2店
- 2016/11/9 13:07
- ツーリズム
ミシュラン社は11月9日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュランガイド香港マカオ」の2017年最新版を発刊。同タイトルは今年で9年目となる。
マカオでは、いずれも大型カジノホテル、グランドリスボア内にあるロブション・オ・ドーム(フレンチ)とエイト(中国料理)の2店が三つ星を獲得。
2017年最新版で、マカオで星を獲得したレストランの数は前回版から3店増の19店となった。3店はいずれも一つ星。前回版で一つ星だった2店が二つ星に評価を上げた一方、二つ星から一つ星へ下がったところも1店あった。ロブション・オ・ドームは創刊以来9年連続で三つ星をキープする唯一のレストランとなる。なお、今回星を獲得した19店のうち、実に18店がIR(統合型リゾート)などカジノを併設した施設内に入る。
ミシュランガイド香港マカオ2017年版で星を獲得したマカオのレストランのラインナップは以下の通り。(欧文店名のアルファベット順)
三つ星
■ロブション・オ・ドーム(コンテンポラリーフレンチ)グランドリスボア内
■エイト(中国料理)グランドリスボア内
※いずれも前回版から変動なし。
二つ星
■風味居(湖南・四川料理)スターワールドホテル内<↑>
■ゴールデン・フラワー(中国料理)ウィンマカオ内
■ジェード・ドラゴン(広東料理)シティ・オブ・ドリームズ マカオ内
■泓(日本料理)ウィンマカオ内<↑>
■ザ・テイスティングルーム(コンテンポラリーフレンチ)シティ・オブ・ドリームズ マカオ内
※風味居と泓が前回版から星を1つ上げた
一つ星
■帝皇樓(広東料理)AIAタワー内
■麗軒(広東料理)ザ・リッツカールトンマカオ/ギャラクシーマカオ内<初>
■オット・エ・メッツォ・ボンバーナ(イタリアン)ギャラクシーマカオ内
■パールドラゴン(広東料理)スタジオ・シティ内<初>
■Shinji by Kanesaka(寿司)シティ・オブ・ドリームズ マカオ内
■テラッツァ(イタリアン)ギャラクシーマカオ内
■ゴールデン・ピーコック(インド料理)ヴェネチアンマカオ内
■ザ・キッチン(ステーキハウス)グランドリスボア内
■ティムズ・キッチン(広東料理)ホテルリスボア内
■ウィンレイ(広東料理)ウィンマカオ内
■帝影樓(広東料理)アルティラマカオ内<2009年版以来の復帰>
■紫逸軒(広東料理)フォーシーズンホテルマカオ内<↓>
※新規2店と復帰1店のほか、長く2つ星を守ってきた紫逸軒が星を1つ下げた
このほか、コストパフォーマンスが高いレストラン(香港マカオ版では前菜、メインディッシュ、デザートのセットコースで300香港ドル=約4500円以下が基準)をピックアップする「ビブグルマン」カテゴリーには、ポルトガル料理店や粥・麺の専門店など、マカオの12店が掲載された。