今年（2016年）12月8日から13日までの6日間、マカオ文化センターとマカオ科学館で第1回マカオ国際映画祭・アワードの開催が予定されている。

マカオ国際映画祭・アワード準備委員会は11月13日に声明を発表し、主催の一角にあたるマカオ・フィルム&テレビジョン・プロダクション・カルチャーアソシエーション（MFTPA）から同日付でマルコ・ミュラー氏が同映画祭のディレクターを辞任したとの知らせがあったことを明らかにした。

なお、MFTPAは準備委員会に対し、事務局がディレクターのすべての職責を担い、映画祭・アワードを計画通り実施することを保証したという。

イタリア出身のマルコ・ミュラー氏は、これまでにオランダのロッテルダム、スイスのロカルノ、イタリアのヴェネチア及びローマなど、世界各地の映画祭でディレクターを務めた経歴を持つ。

第1回マカオ国際映画祭・アワード概要発表記者会見。前列左から2人目がマルコ・ミュラー氏（資料）＝2016年5月27日、マカオタワー（写真：MGTO）