香港で幼稚園児の誘拐未遂事件相次ぐ…現地日本総領事館が在留邦人に注意呼びかけ

在香港日本国総領事館は12月5日午後、最近、香港において、幼稚園児の誘拐未遂事件が2件連続発生したことを受け、在留邦人向けメールマガジンを発出。特に、小さな子供を持つ親に対して、子供の安全に十分注意するよう呼びかけた。

誘拐未遂事件の概要について、現地の報道によれば、11月30日、九龍エリア・九龍塘の啓思幼稚園に通う男児が、MTR(地下鉄)九龍塘駅にて、見知らぬ中年の男性に突然手を引かれ連れ去られそうになったところ、男児が驚いて大きな声を上げたことにより、難を逃れたという事件が発生した。また、12月2日、香港東南部・香港仔の天主教聖伯多祿幼稚園に通園する女児が、田灣の交差点にて信号待ちをしていたところ、見知らぬ男性に突然抱きかかえられ、連れ去られそうになったといった事件が発生したとのこと。いずれも警察が容疑者の行方を追っているという。

在香港日本国総領事館では、誘拐事件の被害者とならないため、家族全員が日頃から各自の行動に注意する必要があるとし、特に、小さな子供のいる保護者に対して、以下の点に注意するよう呼びかけている。
・幼稚園に通い始めると、いろいろな人に会う機会も増えるので、「いつも接している人」と「知らない人」がおり、知らない人の中にはいい人ばかりでないことを教える。
・知らない人にはついて行かず、連れて行かれそうになった場合は、大声で助けを求めるように教える。
・子供たちに防犯ブザーやホイッスルの使い方を教え、必要に応じて、携行させる。
・登下校やスクールバスでの送迎の際には、必ず保護者や使用人等が迎えにいくようにする。
・小さい子供を1人で外出させないようにする。
・外出時、子供から目を離さないようにし、手をしっかり握る。

なお、誘拐対策の詳細については,外務省海外安全ホームページにおいて,パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」、「海外における誘拐対策Q&A」を掲載しているとのこと(http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html)。

香港在留邦人数はおよそ2万5000人、訪香港日本人旅客数は年間およそ100万人。

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

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