香港当局、マカオ行き高速船乗客にシートベルト着用呼びかけ
- 2016/12/15 8:52
- 香港・大湾区
香港とマカオの主要なアクセス手段となるのが最高時速80キロを誇る高速船だ。一部路線では24時間運航を行っており、およそ1時間で両地の間を結んでいる。
高速船をめぐっては、航行中の衝突事故などがしばしば発生しており、シートベルト未着用の乗客が負傷する例も多い。
香港海事處は12月13日、マカオとの間の高速船が発着する上環マカオフェリーターミナル、屯門フェリーターミナル、尖沙咀チャイナフェリーターミナルにおいて、高速船でマカオへ向かう乗客に対し、安全確保のためのシートベルト着用を呼びかけるチラシを配布を実施した。
海事處では、各フェリーターミナルの目立つ場所にポスターを掲出するなど、様々な施策を通じて乗客のシートベルト着用に対する意識向上を図りたいとしている。