マカオ、暖冬で蚊の発生しやすい状態続く

マカオ政府衛生局は1月10日、昨年(2016)年11月の蚊の繁殖指数(誘蚊産卵器指数)がマカオ全域で30%、エリア別ではマカオ半島の塔石地区と黒沙環地区がそれぞれ42.1%と40.5%、コロアン島が48.8%だったと発表した。

指数は例年と比較して高い状態にあり、警戒ラインとされる20%を大きく上回った。

衛生局によれば、すでに冬が到来したが、温暖な気候が続いており、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカが発生しやすい条件にあるとし、住民に対して蚊の発生源となる水たまりの除去に努めるなどの協力を呼びかけた。

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

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