マカオ国際空港、17年第1四半期に2路線新規就航=ハルビンと台中、いずれもLCC
- 2017/1/22 12:38
- 産業・経済
マカオの主要な空の玄関口となるマカオ国際空港。昨年(2016年)の旅客数が前年比14%増の660万人に達し、1995年の開港以来最多を記録した。
同空港では、今年第1四半期にもLCC(格安航空会社)2社による2路線の新規就航予定があるという。
まず、2月21日から春秋航空が週3往復(火・木・土)で中国東北部のハルビン線の開設を予定している。マカオとハルビンの間は、これまで経由便で往来するしかなく、約8時間かかったが、今回新たに就航する直行便の利用で約4時間にまで短縮される。
さらに、3月29日からタイガーエア台湾が毎日1往復で台中線を開設予定。同路線には、レガシーキャリアのエバー航空が毎日1往復就航している。
マカオ国際空港では、旅客数の増大に対応するため、空港施設の拡充に取り組んでおり、今年中にも旅客ターミナルビル北側部分の拡張工事が完成予定となっている。