マカオの年間公共路線バス利用者数2億人突破…一部路線で増発対応
- 2017/2/11 12:09
- 産業・経済
マカオ政府交通事務局が2月11日に発出したプレスリリースによれば、昨年(2016年)の公共路線バス利用者数が2億人を突破(1日平均55万人超)し、今年もさらに増加する見通しであるという。
また、公共路線バスを運営事業者(TRANSMAC、TCM、NEW ERAの3社)が繁忙時間帯におけるテスト増発をしたところ、効果があったことが確認されたとし、2月13日から「3」、「3A」、「MT4」の3路線について、午前7時から午前9時半までの間の13本の増発を恒常実施することが決まったとのこと。
同局では、今後も3社と連携し、路線の新設、運行時間帯の延長、増発、車両の大型化など、バスサービスの向上に努めるとした。
マカオは面積およそ30平方キロ、人口およそ65万人の小さな都市だが、インバウンド旅客数は年間3000万人以上にも達している。目下、マカオ初の軌道系大量輸送機関となるマカオLRT(新交通システム)が建設中で、2019年頃に一部が開通予定となっている。