【マカオIR探訪記】ウィン・パレス…完成度の高さが光る豪華&エレガントリゾート
- 2017/2/12 17:58
- 特集
テーマは花
館内のいたるところに「花」があり、高級感あふれる明るい雰囲気を醸し出している。ホテルレセプションのあるノースアトリウムロビーとサウスアトリウムロビーには、著名フローラルデザイナーのプレストン・ベイリー氏が数万本の花を使って制作した大型フローラルアート作品、また、フェリーターミナルや空港、市街地との間を結ぶ無料シャトルバスが発着するイーストエントランスには、彫刻家ジェフ・クーズン氏の傑作として知られる巨大ステンレス彫刻作品「チューリップ(Tulip)」が設置され、訪問客を魅了する。ウィン・パレスでは、専門のフローラルチームを抱えており、花が最も美しい状態で展示されるよう、気配りがなされているそうだ。
ゲストルーム
ウィン・パレスはマカオの最高等級にあたる「ファイブスター・ラグジュアリー」となっている。供給客室数は1706室で、内訳はパレス・ルーム(836室)、ファウンテン・スイート(540室)、エグゼクティブ・スイート(105室)、パーラー・スイート(198室)、ファウンテン・サロン・スイート(18室)、ペントハウス(4室)、カーデンヴィラ(5室)の7タイプ。実に半数以上がスイートルームだ。最もスタンダードなタイプとなるパレス・ルーム(836室)でも、面積は68〜78平米とゆったり。床から天井までの大きな窓からダイナミックな眺望が楽しめる。ベッドやバスアメニティはウィン・リゾーツの特製品だ。バング&オルフセン製のBluetooth対応型オーディオシステム、大型ハイビジョンテレビ(NHK国際放送視聴可)、無料高速インターネット回線(有線LAN及びWi-Fi)はもちろん、日本語対応のタブレット型のタッチスクリーンオートメーション&リモートコントロールユニットを備えるなど、最新ホテルとあってIT関連設備も充実している。記者が宿泊したのはリゾート正面のパフォーマンスレイクに面したファウンテンスイートで、リビングの大きな窓から、日夜上演される噴水ショーをゆっくり鑑賞することができた。ショーの内容については、後述の「エンターテイメント」パートで紹介する。