保華建業、マカオカジノ業へ進出

香港の建設大手保華建業(Paul Y. Engineering Group)がマカオのカジノ業への進出準備を進めている。20億香港ドルを投じ、マカオ・コタイ地区に6万5千平米の土地の独占代理権を持つFalloncrot Investment社を買収し、豪華リゾートホテル、カジノ、リテール施設を建設する計画。

1月19日付地元有力紙「澳門日報」が香港メディアの報道を引用する形で伝えた。保華建業によると、66台のカジノテーブルを擁するカジノを核としたVIP向けカジノリゾートホテルの建設を計画しているという。

親会社保華集団は18日に臨時株主総会を開き、賛成多数で計画を承認。同社主席兼總裁劉高原氏は株主総会終了後、マカオのカジノ業は依然として拡張段階にあると語り、66台のカジノテーブル確保には自信をみせた上、関連リスクも需要範囲内だという。なお、メルコ・クラウン・エンターテインメント社との協力についてはコメントを差し控えるとした。

臨時株主総会開催を伝えるプレスリリース

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