2016年マカオの人口64万4900人=2009年以来初めての減少
- 2017/3/6 11:58
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は3月6日、昨年(2016年)末時点のマカオの人口が前年の同じ時期から1900人減となる64万4900人だったと発表。2009年以来初めての減少となった。
人口減の主要因として海外(中国本土、香港、台湾含む)労働者の減少が挙げられる。昨年末時点の海外労働者数は17万7638人で、前年から4008人減。中でも、大型IR(統合型リゾート)の落成が相次いだことを受け、建設業に従事する海外労働者数はおよそ2割に相当する8868人の減少だった。
昨年のマカオの総人口に占める女性の割合は52.6%、65歳以上の老年の割合は前年から0.8ポイント上昇の9.8%、15〜64歳の青年人口の割合は1.4ポイント下落の77.7%。老化指数は3.3%上昇の78.9%で、20年連続の上昇となった。
昨年末時点の世帯数は3500戸減少の18万9200戸。