訪マカオ中国人ギャンブラー、同宿の幼なじみに多額の現金とチップ盗まれる

マカオを訪れていた中国人ギャンブラーがコタイ地区の大型IR(統合型リゾート)併設ホテルの同部屋に宿泊していた幼なじみの友人(50)に荷物の中から多額の現金及びゲーミングチップを盗まれる事件があった。

マカオ司法警察局が3月16日に発表した内容によれば、被害者は今年(2017年)1月27日に友人とともにマカオを訪れ、同部屋に宿泊。被害者は8万香港ドル(日本円換算:約117万円)の現金、30万香港ドル(約438万円)のゲーミングチップをスーツケースの中に入れていたといい、この中から3万香港ドルの現金を持って単独でカジノに出かけ、しばらくして休憩のため部屋に戻った際、スーツケースの中にあった現金とゲーミングチップがなくなっていることに気づいた。すぐに、友人へ連絡を入れたところ、持ち出しを認めたというが、その後、一切連絡がつかなくなったことから、警察に通報したとのこと。

その後の警察の調査で、容疑者が1月30日にマカオを離れていたことが判明したが、3月15日に再度マカオ入りしたことから、イミグレーション施設で身柄の拘束、加重窃盗の疑いで逮捕した。容疑者は警察の調べに対して5万香港ドルの現金を盗んだことは認めたが、30万香港ドルのゲーミングチップについては、友人からギャンブルのために借りたものだなどと供述しているとのこと。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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