マカオの女性カジノディーラーが客と組み不正行為…負けてもチップ払い出す
- 2017/3/26 11:50
- 社会・政治
マカオ司法警察局は3月25日、勤務中の不正行為により勤務先のカジノからゲーミングチップを騙し取ったとして、ディーラー職の女(29)と客の中国人の商人の男(28)及び美容製品会社勤務の男(25)の3人を業務上横領の罪で逮捕、送検したと発表した。
警察の発表によれば、同月22日午前10時頃、マカオ半島新口岸地区のカジノ施設から1人の女性ディーラーが勤務時に客と組み不正が行っていたと通報があり、監視カメラ映像を確認したところ、6回のゲームで客が負けていたにもかかわらず、チップが支払われていたとのこと。
警察官がすぐに現場に駆けつけ、3人の身柄を拘束して調査を行なったところ、いずれも犯行を認めたという。3人は昨年(2016年)11月に知り合ったというが、今回が初めての犯行で、分け前についても決めていなかったなどと供述しているとのこと。
カジノ施設が警察に報告した被害額は6万7000香港ドル(日本円換算:約96万円)。