マカオ、勤務先カジノからチップ持ち出したディーラー逮捕
- 2017/3/28 11:32
- 社会・政治
マカオ司法警察局は3月27日、勤務先のカジノ施設からゲーミングチップを持ち出し、自宅に隠していたとして、マカオ人のカジノディーラー職の女(41)を逮捕したと発表した。
警察発表によれば、同月24日午前11時頃、新口岸地区のカジノ施設から、カジノディーラー1名が勤務中にチップを持ち出したとの通報があったという。警察官が現場へ急行し、当該女子の身柄を拘束。女は警察の調べに対し、これまでに19回にわたってゲーミングテーブルに客がいない隙を狙ってテーブル上から毎回チップ1〜2枚を持ち出し、個人ローッカーに保管した後、自宅に持ち帰っていたなどと罪を認める供述をしているとのこと。
警察が女の自宅を家宅捜索したところ、14万5000香港ドル(日本円換算:約206万円)相当のゲーミングチップが見つかった。警察は、女の身柄を業務上横領罪で送検する方針。