マカオのカジノIR最大手サンズチャイナの料飲部門、1日あたり肉類10トンなど食材使用量も桁外れ
- 2017/4/6 17:40
- 産業・経済
マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月6日、地元中小企業からの仕入れ機会を拡大するビジネスマッチングプランの立ち上げに関する記者発表会を開催した。
同社はマカオのマカオ半島新口岸地区でサンズマカオ、コタイ地区でヴェネチアンマカオ、プラザマカオ、サンズコタイセントラル、パリジャンマカオの大型IR施設を運営しており、マカオのカジノ市場における売上シェアは同業6社の中で最大を誇る。
ウィルフレッド・ウォン(王英偉)社長は記者会見で挨拶を行なった際、同社の料飲部門が1日に提供する食事の数は5.7万食に上り、1日あたりに使用する食材も卵が2.6万個、肉類が10トン、魚介類は4トンにも及ぶとのエピソードを紹介。同社の325部署が日常的に仕入れを行なっていることから、地元企業にとってビジネスチャンスは無限に存在すると述べた。
なお、同社が昨年1年間で仕入れを行なった現地中小企業は375社で、総額は20億パタカ(日本円換算:約277億円)だったとのこと。