マカオの1-2月累計カジノ税収約1969億円 対前年5.4%増=歳入の83%占める
- 2017/4/10 13:36
- カジノ・IR
マカオ政府財政局が4月6日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜2月累計の歳入は前年同月から5.3%増の169億6060万パタカ(日本円換算:約2360億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は18.7%だった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は5.4%増の141億4430万パタカ(約1969億円)で、予算執行率は19.7%。歳入に占めるゲーミング税の割合は83.2%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年3月まで8ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
一方、歳出は29.8%減の51億8080万パタカ(約721億円)で、予算執行率は6.1%にとどまった。
歳出の大幅減の理由は、昨年同時期には社会保障基金への22.5億パタカ(約313億円)の拠出があったため。
財政収支は34.9%増の117億7980万パタカ(約1639億円)で、予算執行率は211.6%に達した。