マカオ、生きた食用家禽類の取引全面禁止へ…鳥インフルエンザ防疫対策
- 2017/4/29 9:27
- 社会・政治
マカオ政府民政総署は4月28日に記者会見を開き、今年(2017年)5月1日から生きた家禽類の取引、販売を全面禁止すると発表した。
マカオでは、昨年2月から今年2月にかけて、卸売市場内で鳥インフルエンザウイルスに感染した食用家禽類が5回にわたって見つかったほか、マカオで初めて人へのH7N9型鳥インフルエンザウイルスの感染事案が確認されており、抜本的な防疫対策として決定されたもの。
今後、マカオ市場における食用家禽類はすべて輸入の冷凍物となる。
なお、民政総署では、これまで生きた食用家禽類を取り扱ってきた事業者に対するサポートを行う意向も示した。