マカオ政府統計調査局は5月4日、今年第1四半期（2017年1〜3月期）の住宅価格指数を公表した。

今年第1四半期のマカオ全体の住宅指数は244.0で、昨年第4四半期から4.7%の上昇。エリア別では、マカオ半島が4.8%上昇の245.0、タイパ島・コロアン島が4.1%上昇の239.5。

既存住宅指数は5.1%上昇の248.7、エリア別ではマカオ半島が4.6%上昇の236.0、タイパ島・コロアン島が6.6%上昇の305.9。プレビルド住宅指数は1.7%上昇の233.3。

既存住宅では、築20年以上で6.6%上昇の248.1、築6〜10年で3.7%上昇の243.6となるなど、各築年数別でも指数上昇が見受けられた。実用面積別では、75〜99.9平米が7.4%上昇の224.4、100平米以上が6.5%上昇の222.5。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2015年4月（写真：GCS）