マカオのカジノ街で14歳貧困少女に売春させる…中国人女子を人身売買容疑で逮捕
- 2017/5/6 9:38
- 社会・政治
マカオ治安警察局は5月5日、前日未明に大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶコタイ地区で防犯パトロールを実施した際、通行人の男性らにピンクチラシを配って客引きしていた少女(14)と、近くにいた少女の監視役の女(22)を違法な売春活動に従事している疑いがあるとみて身柄を拘束した。
警察発表によると、少女と監視役の女はいずれも中国黒竜江省出身。少女は生活に困窮していたところ、監視役の女を含む男女3人に金を稼げる仕事があると声を掛けられ、今年(2017年)4月にマカオへ来たとのこと。監視役の女が少女の客引き及び接客状況を管理しており、これまでに少女が4人の客から得た現金およそ4000香港ドル(日本円換算:約5万8000円)すべてを没収してたという。
警察はすでに監視役の女を人身売買容疑で逮捕、起訴。目下、仲間とみられる男女3人の行方を追っているとした。