マカオの17年3月新規住宅ローン承認額、前月から上昇に転じる
- 2017/5/12 11:49
- 産業・経済
マカオ政府金融管理局が5月12日に発表した今年(2017年)3月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、新規ローン承認額は住宅不動産向けが前月から上昇に転じ、商業不動産向けは前月から2ヶ月連続で上昇となった。
今年3月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から59.6%上昇の41億パタカ(日本円換算:約581億円)。このうち、97.5%を占めるマカオ居民(=マカオ居留権保有者)向けは61.7%増となる40億パタカ(約567億円)、非居民向けは5.0%増の1億パタカ(約14億円)だった。なお、前年同月比では39.5%の上昇。
プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から91.6%上昇の3.3億パタカ(約47億円)。前年同月比では53.3%減。
新規商業物件向けローン貸付承認額は前月から91.2%上昇の54億パタカ(約765億円)。このうち88.9%を占めるマカオ居民向けに限ると前月から78.0%の上昇、前年同月比でも77.0%の上昇。
今年3月末時点の住宅ローンの未返済残高は前月から0.2%、前年同月から4.5%のそれぞれ上昇となる1827億パタカ(約2兆5888億円)。このうち、マカオ居民が占める割合は93.9%。マカオ居民の未返済ローン残高はそれぞれ前月から0.2%増、非居民は1.2%減。
商業物件向けローン未返済残高は前月末から0.4%減、前年同時期から1.4%増となる1695億パタカ(約2兆4018億円)。このうちマカオ居民が占める割合が89.7%。マカオ居民と非居民の未返済ローン残高はそれぞれ前月から0.7%下落、1.7%上昇。
今年3月末締めの住宅ローン未返済比率は0.18%で、前月から0.01ポイント下落、前年同月から0.08ポイントの上昇。商業物件向けローンの未返済比率は0.13%で、前月末から横ばい、前年同月から0.11ポイントの上昇だった。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影