マカオ政府統計調査局が今年第1四半期(2017年1〜3月期)の就業調査統計を公表した。
今年第1四半期のマカオにおける就業人口の月給中位数は昨年第4四半期から横ばいの1.5万パタカ(日本円換算:約21万円)、このうち海外労働者を除いたマカオ居留兼保有者(マカオ居民)は5.6%増の1.9万パタカ(約27万円)だった。また、今年第1四半期にマカオのカジノ運営ライセンスを保有する全6陣営がベースアップを実施したことなどを受け、ギャンブル業では5.3%増の2.0万パタカ(約28万円)に達し、過去最高水準に達した。
今年第1四半期の総就業人数は第4四半期から昨年1.4%減の37.95万人。業界別では、ギャンブル業が0.5%像の8.01万人、建設業が2.0%減の3.52万人、小売業が0.4%増の3.60万人、ホテル業が0.7%増の3.09万人、飲食業が4.1%減の2.29万人、教育が1.5%増の1.78万人。