マカオの1〜5月累計カジノ税収約5129億円 対前年12.4%増=歳入の82.9%占める
- 2017/6/19 10:19
- 産業・経済
マカオ政府財政局が6月16日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜5月累計の歳入は前年の同じ時期から11.9%増の447億8470万パタカ(日本円換算:約6188億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は49.3%だった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は12.4%増の371億2370万パタカ(約5129億円)で、予算執行率は51.7%。歳入に占めるゲーミング税の割合は82.9%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年5月まで10ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
一方、歳出は11.0%減の209億9760万パタカ(約2901億円)で、予算執行率は24.6%にとどまった。
財政収支は44.7%増の237億8710万パタカ(約3287億円)で、予算執行率は427.2%に達している。