マカオのカジノホテル客室内で中国人男性が首つり自殺…遺書に「カジノで負けた」

マカオ司法警察局は6月28日午後に発表した内容によれば、マカオ・新口岸地区にあるカジノ付きリゾートホテルから客室内で男性が首をつって死亡しているのが見つかったと通報があったという。

治安警察局及び司法警察局発表の情報を総合すると、現場となったのはMGMマカオのホテルタワー16階にある客室。同日午後2時30分頃、宿泊客がチェックアウト締切時間になっても手続きに現れないことから、客室の様子を確認するため中に入ったところ、ドアにロングパンツを使って首をつった男性を発見し、警備員を通じて警察に通報。その後、現場に駆けつけた消防局員によって男性がすでに死亡していることが確認された。

なお、客室内から遺書が発見され、カジノで負けたことが自殺の原因と想像される内容だったという。また、男性の左手首に鋭利な刃物による切り傷があり、首をつる前についたものとみられる。

男性の身元については、中国本土出身の64歳とのこと。

警察では、特に疑わしい点はなく、自殺とみて調査を進めているが、詳しい死因については司法解剖の結果を待つ必要があるとしている。

現場となったマカオ新口岸地区のカジノホテル(資料)-本紙撮影

現場となったマカオ新口岸地区のカジノホテル(資料)-本紙撮影

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