マカオと韓国結ぶフライト数が前年の2倍超に…訪マカオ韓国人旅客5割増=17年5月

このほどマカオ政府統計調査局が公表した今年(2017年)5月の運輸統計で、マカオと韓国の間を結ぶ航空便(コマーシャルフライト)が前年同月から112.5%の大幅増となる476フライトだったことがわかった。

先に同局が公表した同月の訪マカオ旅客旅客統計によれば、韓国からの旅客数についても50.1%の大幅増となる7万2205人を記録した。

なお、同月の商業フライト数は0.7%減の4600。中国本土との間を往来するフライトは5.0%増、台湾は11.6%の減、日本は0.1%減だったが、中国本土からの旅客数は4.4%増の170万2578人、台湾は9.5%増の8万9118人、日本は20.2%増の3万0000人だった。

近年、マカオを訪れる韓国人旅客が急増しており、2014年に初めて年間50万人の大台を突破し、過去最高の55.4万人を記録。2015年は夏期に流行したMERS(中東呼吸器症候群)の影響を受けて一時落ち込んだことから前年から0.1%減となったが、2年連続で大台を突破した。訪マカオ旅客に占める国・地域別の順位では中国本土、香港、台湾に次ぐ4位で、5位の日本(28.2万人)を大きく上回る。今年1〜5月累計でも前年同期比38%の大幅増となる36.7万人達している。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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