マカオ政府、下水処理施設の工事期間を短縮…環境への影響考慮
- 2017/7/22 9:24
- 社会・政治
マカオ政府環境保護局は7月20日、マカオ半島北部にある下水処理施設につながる下水管の交換工事にかかる時間について、前日発表した3日間から、24時間に短縮することを発表した。
工事期間中は下水処理施設が運用を停止し、マカオ半島で発生した下水が未処理のまま海へ放出すると発表されていたため、環境への影響を懸念する声が広がっていた。今回、行政長官が工期短縮を認可したことで、影響を最低限に抑えるかたちで工事が実施されることになった。
マカオ半島の下水処理施設は1995年に運用を開始したもの。環境保護局では、関係部門と緊密に連携し、沿岸部の水質及び環境の変化をモニタリングするとしている。
マカオ半島はマカオの政治・経済の中心地で、およそ65万人の人口の大半が暮らす人口集積地としても知られる。