マカオ、フェリー乗船券転売の男2人逮捕…警察が取り締まり継続意向
- 2017/8/1 19:51
- 社会・政治
マカオ治安警察局は7月28日、タイパ島のタイパフェリーターミナル周辺で防犯パトロールを実施した際、フェリー乗船券を転売していたマカオ人の2人(30代及び40代、いずれも自称無職)を逮捕した。
警察の発表によれば、被疑者はカジノ施設においてギャンブラーからエコノミークラス席のチケットを1枚あたり120香港ドル(日本円換算:約1696円)で買い取り、タイパフェリーターミナル周辺でツアーガイドや旅客に対して同130〜140香港ドル(約1837〜1979円)で転売していたという。警察は、被疑者を交通チケット投機販売の罪で送検する方針。
マカオの多くのカジノでは、ギャンブラーがプレイするごとにポイントが貯まる会員プログラムを用意しており、一定のポイントに達するとフェリーチケットやホテル宿泊券、家電製品などの賞品と引き換えることができる。
警察では、今後も同種の犯罪に対する取り締まりを継続する意向を示している。