マカオと広東省の税関部門が偽ブランド品に対する合同取り締まり継続方針
- 2017/8/18 10:04
- 社会・政治
マカオ税関(澳門海關)が8月17日に発表した内容によれば、広東省税関当局との連携を強化し、マカオと広東省珠海市との陸路の玄関口において不定期で合同取り締まりを実施しているとのこと。
近日、マカオ税関がコタイ出入境施設で抜き打ち検査強化による取り締まりを実施したところ、1台のクロスボーダー貨物車輌から612点の未申告商品を発見。ボーイロンドン、ダニエル・エシュテル、ナイキ、アディダス、ローレックス、エルメス等のブランドの知的財産権を侵害するとみられる衣料品、靴、ハンドバッグ、腕時計などで、その後の鑑定の結果、すべて偽物であると確認されたという。マカオ税関では、当該貨物の関係者について、知的財産権関連法違反で起訴する方針。
マカオ税関は、消費者利益及び国際観光都市としてのマカオのイメージを保護するため、今後も広東省の税関当局と連携し、偽ブランド品の撲滅に向けた合同取り締まり及び情報交換を継続する方針を示している。