マカオ警察、催涙スプレー所持の30歳女子を逮捕=現地では武器として禁制品扱い

マカオ治安警察局の発表によれば、8月26日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、催涙スプレー1本が入っていたことから、荷物の持ち主であるマカオ人の女(30)を逮捕したとのこと。警察では、女を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガンが発見される事案が相次いでいる。護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

被疑者が携行していた催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

被疑者が携行していた催涙スプレー(写真:マカオ治安警察局)

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