マカオの自殺率、世界平均大きく下回る「人口10万人あたり8人」=16年
- 2017/9/8 8:30
- 社会・政治
今日(9月10日)は2003年にWHO(世界保健機関)が制定した世界自殺予防デーにあたる。マカオ政府衛生局は15回目の世界自殺予防デーを目前に控えた9月7日、マカオにおける昨年(2016年)の自殺関連統計を公表した。
昨年のマカオの自殺事案は63件あり、このうち52人(男性32人、女性20人)がマカオ居民(マカオ居留権保有者)だった。人口10万人あたりの総自殺率は9.7人、マカオ居民に限ると8人。昨年、一昨年に続いて衛生局が2005年に自殺観測システムを立ち上げて以降の最低水準を維持した。
WTOのレポートによれば、毎年の全世界における自殺者数は80万人を超え、人口10万人あたりの自殺死亡率は11.4人という。