マカオ国際マラソンの一般参加枠2割増…1万2000人分に=健康ブームで人気高まる
- 2017/9/13 9:51
- ツーリズム
マカオの冬の名物イベントとして知られる市民参加型マラソン大会「マカオ国際マラソン」。今年(2017年)の第35回大会の開催予定日は12月3日となっている。
大会主催のマカオ政府体育局(MSDB)、マカオ陸上競技総会が9月12日午後に行ったプレス発表会で明らかにした内容によると、例年通りフルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの3部門が用意されるという。
スタート、ゴール地点は各部門ともタイパ島のマカオ・オリンピック・スポーツセンター・スタジアムで、フルマラソンではカルヴァーリョ総督大橋を渡ってマカオ半島に入り、南灣湖畔、マカオタワー前、観音像前、世界遺産・媽閣廟前を通り、西灣大橋を渡って再びタイパ島へ戻り、さらにコタイ地区からコロアン島の石排湾地区を巡るコースを予定している。
エントリーはフルマラソンとハーフマラソンが9月23日、ミニマラソンが9月24日からイベント公式ウェブサイト等を通じて先着順で受け付けるとし、一般参加の定員は前年の1万人から2割増となる1万2000人分(フルマラソン1600人、ハーフマラソン4600人、ミニマラソン5800人)に増える。
また、大会の冠スポンサーには、13年連続でマカオのカジノIR(統合型リゾート)運営企業のギャラクシーエンターテイメントグループが務め、タイトルは「「ギャラクシーエンターテイメント杯マカオ国際マラソン2017」となる。冠スポンサー契約は2016年から2018年までの3大会分で、スポンサー料の総額は750万パタカ(約1億円)。
マカオ国際マラソンは毎年12月第1週の日曜日に開催されている市民マラソン。1981年の第1回大会の参加者は400人だったが、近年の健康ブームに乗ってエントリー希望者数が増加傾向にあることから、近年は参加枠の増が続いている。
なお、海外からの参加者では日本人が多いとのことで、公式ウェブサイトには日本語版(http://www.macaumarathon.com/jp/)も用意されている。