マカオの17年8月住宅不動産市場、台風直撃の影響で取引件数大幅減…平均平米単価は対前月マイナスも対前年でプラスに
- 2017/9/17 10:55
- 産業・経済
マカオ政府財政局が9月15日付で公表した最新統計によると、今年(2017年)8月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から22.2%、前年同月から20.3%のそれぞれ増となる594件だった。
今年8月23日、大型の台風13号がマカオを直撃したことで、広い範囲で甚大な被害が発生。取引件数は過去半年で最低となった。
平均平米単価は前月から2.7%下落、前年同月から14.5%上昇となる9万4822パタカ(日本円換算:約131万円)だった。
マカオの住宅不動産市場をめぐっては、マカオ政府が5月5日に2軒目以降の不動産購入者に対する住宅ローンの貸し出し比率制限を強化する過熱予防策が講じられている。