マカオ、国慶節連休も悪質タクシー暗躍…ぼったくりや乗車拒否など違反検挙数241件
- 2017/10/10 21:10
- 社会・政治
近年、マカオでは一部の悪質なタクシードライバーによるぼったくりや乗車拒否が大きな社会問題となっている。消費者利益及び観光都市としてのイメージを著しく毀損する行為として警察と交通当局がパトロールを強化して臨んでいるものの、依然暗躍が続いている状況だ。
マカオ治安警察局は10月10日、国慶節連休にあたる9月29日から10月8日までのタクシーに対する取り締まり状況を公表した。
10日間のタクシーの違反検挙総数は241件で、このうちぼったくりと乗車拒否が全体の9割を占める216件だった。
なお、実際には泣き寝入りなどもあるとみられ、統計に表れない悪質タクシーによる被害が相当数あると予想される。