マカオ・石排灣郊野公園にゴールデンモンキー到着…孫悟空のモデルとして知られる希少動物
- 2017/10/27 10:36
- ツーリズム
マカオ政府民政総署(IACM)は10月25日、中国・河北省の秦皇島野生動物保護センターから貸し出されたゴールデンモンキー(キンシコウ)のつがいがマカオへ到着したと発表した。
いずれも4歳で、健康状態は良好とのこと。コロアン島の石排灣郊野公園の希少動物館で隔離検疫を行い、環境に適応したことが確認されたのち、同館で一般公開がスタートする。
ゴールデンモンキーは霊長目オナガザル科シシバナザル属に分類される霊長類で、金色の体毛と淡い青色の顔面が特徴的。主食は樹木の葉や果物。中国では、西遊記に登場する孫悟空のモデルとして知られ、中国の国家第一級保護動物に指定されている。
IACMは秦皇島野生動物保護センターと野生動物保育協力計画を進めており、今回の貸し出しもその一環。貸し出し期間は5年間とのこと。
石排灣郊野公園には、ジャイアントパンダ、レッサーパンダといった希少動物をはじめ、他にも数多くの動物や鳥類が飼育・展示されている。