マカオ税関と中国海上法執行機関が合同取り締まり実施
- 2017/12/15 9:46
- 香港・大湾区
マカオ税関(澳門海關)は12月12日と14日にかけて、中国広東省海警、珠海国境警備部門とともにでマカオ管理海域及び周辺における大規模海上合同取り締まりを実施した。
今回の取り締まりでは、マカオ半島の沖合に造成された人工島にあたるマカオニューシティ埋立地A区、E1区、E2区及び周辺を航行する船舶に対する検査に重点を置き、マカオ海域航路の監督も強化された。取り締まり期間中、貨物船や漁船など65隻、船員238人が検査対象となった。このうち、2人の船員が身分証を提示できなかったため、広東省海警が身柄を拘束したとのこと。
マカオ税関からは、11隻の巡視艇と37人の職員が参加したという。マカオ税関では、海上の秩序維持と人身及び財産の安全を守るため、今後も継続して合同取り締まりを実施するとした。