サンズチャイナ純利9%増―2012年初歩業績
- 2013/2/8 10:41
- 産業・経済
サンズチャイナ(金沙中國)は7日、2012年全年の初歩業績を発表。純利益は前年比9%増の約96億香港ドル、純収益は同33.4%増の504.666億香港ドル、グループの調整後EBITDAは同25.5%増の153.282億香港ドル、調整後利益は同27.8%増の117.536億香港ドルだった。
なお、上記数値にはコタイ地区第7、第8ロット及びシルク・ドゥ・ソレイユ「ZAIA」終演に伴う減損損失、サンズコタイセントラル開業前経費は考慮していない。
サンズチャイナ社のシェルドン・アデルソン主席によると、コタイ地区にある同社施設の訪問客数は2012年年間でのべ4,600万人に達し、12月は単月500万人を超えたという。マカオを世界的ビジネス・レジャー都市とするための施設及びサービスのレベルアップを図り、産業の多元化、市民の就業機会の増加に努めるとの抱負を語った。
同社によると各部門で収益が上昇傾向にあるという。中でもホテル客室、ショッピングモール、その他の非カジノ部門による収益拡大が顕著という。
サンズ・チャイナ社のグループ全体の従業員数は25,000人を超える。