マカオ税関、コロアン島で中国本土出身の蛇頭と密航者ら4人を検挙

マカオ税関(澳門海關)の発表によれば、は12月30日午後9時頃、沿岸巡視員が不審な船1隻がコロアン島の九澳油槽所方向に向かって航行しているのを発見。不法行為の最中である疑いがあるとし、巡視艇に連絡し、当該船舶に対する臨検を実施した。

船内には密航者の女1人がいたとのこと。また、九澳油槽所付近で蛇頭の男1人を発見。さらに、周辺を捜索したところ、別の密航者の女1人、密航を手助けしたとみられる男1人が相次いで見つかった。

4人はいずれも中国本土出身とのこと。税関では、男2人を密航ほう助の罪で送検する方針。また、密航者の女のうち1人を治安警察局に、もう1人は人身売買に関わった疑うがあるとして司法警察局にそれぞれ身柄を引き渡した。

マカオは1999年にポルトガルから中国に返還されたが、以降も独自の出入境管理を行っている。中国本土籍の旅客がマカオを訪れる際、香港マカオ往来通行証と呼ばれる渡航証とビザに相当する渡航許可を取得するのが一般的だが、およそ2〜3ヶ月に1回7日間といったかたちで一定期間内の入境回数や滞在日数などに制限が設けられていることなどから、違法な就労や賭博、観光などを目的とした密航やオーバーステイが後を絶たない。不法行為を手引きする蛇頭も暗躍し、超過滞在者の隠れ家となる違法宿泊施設の存在なども社会問題化している。

マカオ税関が身柄を拘束した中国本土出身の男女4人(写真:澳門海關)

マカオ税関が身柄を拘束した中国本土出身の男女4人(写真:澳門海關)

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