カジノIR運営ウィンマカオが17年第4四半期業績発表…カジノ売上好調で増収増益
- 2018/1/23 10:27
- カジノ・IR
マカオのカジノIR(統合型リゾート)運営6陣営の一角で、マカオ半島で「ウィンマカオ」、コタイ地区で「ウィンパレス」を運営するウィンマカオ社が1月22日(マカオ時間)、昨年第4四半期(2017年10〜12月期)の監査前業績を発表した。
同社の昨年第4四半期の同社の売上高は前年同期比43.1%増の13.129億米ドル(日本円換算:約1457億円)、純利益は384.5%増の1.792億米ドル(約199億円)に達した。
施設別では、ウィンマカオの売上高が24.1%増の6.186億米ドル(約687億円)、調整後プロパティEBITDAが25%増の1.860億米ドル(約206億円)、カジノ売上が25.3%増の5.829億米ドル(約647億円)。毎月末時点の平均ゲーミング(カジノ)テーブル台数はVIPルームが22.9%増の102台、マスゲーミングフロア(平場)が11.0%増の202台、スロットマシン台数は10.5%増の934台。非カジノ部門の売上は14.5%増の7390万米ドル(約82億円)。平均ホテル客室稼働率は3.1ポイント上昇の99.4%
ウィンパレスの売上高は65.6%増の6.934億米ドル(約770億円)、調整後プロパティEBITDAは145.3%増の1.901億米ドル(約211億円)、カジノ売上は73.8%増の6.486億米ドル(約720億円)。毎月末時点の平均ゲーミング(カジノ)テーブル台数はVIPルームが30.2%増の112台、マスゲーミングフロア(平場)が15.4%減の197台、スロットマシン台数は10.7%増の983台。非カジノ部門の売上は5.5%増の9080万米ドル(約101億円)。平均ホテル客室稼働率は8.4ポイント上昇の96.8%。
なお、ウィンマカオの親会社にあたる米ウィンリゾーツ社の昨年第4四半期の売上高は16.9億米ドル(約1876億円)、純利益は4.917億米ドルで(約546億円)、マカオ事業が占める割合がそれぞれ77.7%、36.4%だった。昨年通期(2017年1〜12月期)については、売上高が前年比41.2%増の63.1億米ドル(約7003億円)、純利益が308.8%増の7.472億米ドル(約829億円)。