マカオで5月開催の国際カジノ見本市「G2Eアジア2018」概要発表…展示面積対前年3割拡大
- 2018/1/30 14:25
- カジノ・IR
アジア最大級の国際カジノ見本市として毎年5月中旬にマカオで開催されている「G2Eアジア(Global Gaming Expo Asia)」。1月29日、主催者が第12回目となる今年(2018年)のイベント開催概要を発表した。
G2Eアジアはアメリカゲーミング協会と国際展示会大手リード・エグジビションズの共催で2007年にスタート。全世界からスロットマシン及びカジノ周辺機器メーカー、サービスプロバイダーなどが出展し、アジアを中心としたカジノ運営会社の関係者らが視察に訪れることから、ビジネスネットワーキングハブ機能を果たしてしているのが特徴となっている。
G2Eアジア2018の開催期間は5月15日から17日までの3日間、会場はマカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールを予定しているとのこと。エキジビション面積は過去最大規模だった前回の1.2万平米から3割拡大、来場者数は前回から約25%増の1.5万人の来場者を見込んでいるとした。
エキジビションホールには、IR(統合型リゾート)のノンゲーミングにおける売上と価値の向上に繋がる技術やサービスを紹介する「IRテクノロジー&ビジネスソリューション」、デジタルゲーム開発及び技術プロバイダによる「デジタルコンテンツ&テクノロジー」、電子ゲーミングマシン製造業社向けの「パーツ&コンポーネンツパビリオン」にフォーカスしたいずれもインタラクティブ型の展示コーナーが設けられるとのこと。
また、ロッタリー業界関係者へのビジネスマッチング機会を提供するほか、日本を含むアジアを拠点とする専門家による講演やディスカッションを通じ、業界の健康的かつ持続的発展のための方策を探求する「アジアロッタリーエキスポ&フォーラム2018」が併催というかたちでの初開催となる。
G2Eアジアといえば、日系のカジノマシン及び関連機器、カジノ用品メーカーなどによる出展や内外の専門家による日本のカジノ解禁をテーマにした講演やパネルディスカッションが多くセットされるなど、日本の存在感が大きいことでも知られる。