マカオの警察官、ビデオカメラ携行へ…100台でテスト実施
- 2018/3/12 11:39
- 社会・政治
マカオ保安庁の黄少澤長官は3月11日、マカオ治安警察局の市民向け交流イベントに出席した際、同局所属の警察官がビデオカメラを携行する措置を同月14日からテスト実施することを明らかにした。
ビデオカメラの導入にあたっては、周辺地域における実績を考慮し、現代科学技術の応用による法執行サポートできる存在と説明。公共の秩序及び安寧の破壊につながる行為、人身及び私的、公的財産の侵害にあたる行為、公務執行妨害の現場において使用するとした。
緊急時を除いて現場において事前に撮影開始を宣告すること、録画映像の機密保持などを定めたルールに則って運用することで、個人情報保護にも配慮するという。
テストの第一段階では100台を区域及び特別巡回チームの警察官が傾向し、将来的に他部門にも拡大する考え。