マカオの18年1〜3月累計カジノ税収17.7%増の3500億円超…歳入の約85%占める=年度予算執行率は31.9%に
- 2018/4/27 16:58
- カジノ・IR
マカオ政府財政局が4月26日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2018年)1〜3月累計の歳入は前年の同じ時期から16.9%増の311億2300万パタカ(日本円換算:約4209億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は29.6%となった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は17.7%増の262億9620万パタカ(約3556億円)で、年度予算執行率は31.9%。歳入に占めるゲーミング税の割合は84.5%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、以降、今年3月まで20ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
歳出は13.3%増の154億0490万パタカ(約2083億円)で、年度予算執行率は15.7%。歳出増の主要因は投資計画分の増によるもので、経常性費用に限ると0.3%減。
財政収支は20.8%増の157億1810万パタカ(約2125億円)で、年度予算執行率は227.0%に達している。